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小野洋らん果樹園
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くだもののはなし

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南アルプス山麓 桃源の郷で江戸時代より七代にわたる農家として、果物をつくっています。
現在は、明治時代に始めたサクランボと、すもも、もも、50種類ものブドウを中心に、六代目・七代目・八代目が力を合わせて育てています。
40年来低農薬で育てた自慢の果物は、長年「大地を守る会」や「らでぃっしゅぼーや」「生活舎」他でお客様に喜ばれてきました。

小野洋蘭果樹園のくだものたち

さくらんぼ

  • さくらんぼの花

    ヨーロッパ系の、セイヨウミザクラが中心です。ソメイヨシノのような花桜とはちょっと違います。

  • さくらんぼの実

    高砂・豊錦・佐藤錦・まさみ(黒系)・香夏錦・紅秀峰などの品種を育てています。

さくらんぼ狩り

桃

  • 桃

    白鳳系・白桃系などを中心に、7月上旬から8月中旬まで時期ごとに品種を変えて栽培しています。

  • 蟠桃(ばんとう)

    西遊記で孫悟空が管理していた桃畑が

    蟠桃園(ばんとうえん)

    ここで栽培される桃は不老長寿の桃とされていました。

    実在する蟠桃(ばんとう)は平べったい形をしていて、香りが高く、非常に美味しい桃ですが、熟期が短く、栽培が難しい桃です。

桃狩り

スモモ

  • 貴陽(きよう)

    南アルプス市はスモモの栽培日本一のまち。その歴史は古く、江戸時代から栽培の記録があります。もともとは中国から渡来して長崎で栽培されていたものが山梨に伝わったと言われています。

    そんなスモモの中で現在一番人気がこの貴陽(きよう)2014年にギネスブックで認定された世界一大きいスモモでもあります。桃くらいの大きさになるこのスモモは食べ応えたっぷりです。

ブドウ

  • 緑の滴

    6代目小野捷夫(かつお)が育成した品種。

  • ゴールドフィンガー

    べっこう飴のような甘さを持つとんがりの形が美しい品種、甲府の原田氏が育成

  • ハイベリー

    皮ごと食べられるあっさり系の品種

    小野洋蘭果樹園では約50種類のブドウを育成し、生協や宅配を通じお客様にお届けしています。


 

西野の果物づくり

この地は御勅使川(みだいがわ)扇状地の扇央部にあり、砂礫質で水はけの良い耕地は、「月夜でも焼ける」と言われた干魃地帯でした。水に悩み、お米を作ることが出来ないこの地では、伝承の中でも武田信玄の戦国時代から野売りの免状が出され、行商で身を立てることを余儀なくされた貧しい土地でもありました。

明治時代になり、タバコ栽培・養蚕などの産業が山梨の産業の中心となる中、日照量が多く、水はけが良いこの地の利を生かし、舶来の果樹をこの地で栽培を試みるものがありました。
明治の終わりに開通した中央本線を通じ、この地で栽培された、サクランボ・桃などの西野の果物は驚くほど高値で取引され、それを元手に、大正期にはガラス温室によるブドウ栽培も始まりました。
実がつくまでに何年もかかるブドウ栽培の樹の間の活用にとメロン栽培を試みたところそれが大当たり。この地は次々とメロン栽培のガラス温室が立ち並び、昭和の戦前には中央本線の笹子トンネルを抜け甲府盆地に入る列車から、遥か西方の西野に立ち並ぶガラス温室がお日様に反射してダイヤモンドのような煌めきを放っていたとも言います。

そんな温室群も戦時中の供出でめっきり数を減らし、戦後は数少なく残った貴重な果樹園は甘みを求める都市住民の要求に応えるように栽培面積を増やし、県選出の大物政治家金丸氏の肝いりで始まった地域一帯を網羅するスプリンクラー灌漑設備の完成により、長年の課題であった水の問題が大きく改善したことによりこの地域は山梨でも有数の果樹地帯として発展してきました。

このウェブサイトは、低農薬で安心な果物を育てている小野洋蘭果樹園のウェブサイトです。
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