2024年さくらんぼ狩りの現在の状況について
現在の香夏錦です。通常なら今の時期鈴なりになっているはずですが、ちらほらしか実がありません。
いままでサクランボ狩りを行ってきた中で、このような状況ははじめてになります
本年度は不作気味という事で予約制限を行ってきましたが、5月になっても生理落下がやまず、また生育した実もカメムシの大発生で被害を受け、残念ながら本年のさくらんぼ狩りが難しいと判断して今回ご案内を行います。
さくらんぼの生育の状況と原因について
今年のさくらんぼについては2月が異常に暖かく、生育が進み蕾が早く育っています。その後3月にさくらんぼの花が咲き始めましたが、
3月になると一転して寒くなり、この時期に花のめしべに被害を受けたようです。
4月の受粉の時期には着果が多く、豊作ではないかという予想でしたが、
5月になって生理落下が始まり、どんどん実が落ち始めています。さらにカメムシが大発生して幼果がやられ、少なくなった実がさらに被害を被る状況となってしまいました。
このため5月下旬の着色期になり今年のさくらんぼの収穫が売り物にならない果実だらけであることがわかり、地域として今までにない状態であることがわかりました。
当園も本年は予約受け入れ時期を短くして、対応しましたが、全体としての着果量が少ないために、予想以上に実の減りが早く
予定していた16日日曜日までサクランボ狩りを行うためのさくらんぼ量が確保できないことは確実であると判断せざるを得ません
令和6年のさくらんぼ狩りの営業は6月9日(日曜日)をもって終了とさせていただきます
6月8日(土)までに予約のお客様に関しては先行してメールを発送し、高いところしかないので本年の予約のキャンセルをお願いしております。今後すべてのご予約済みのお客様にご案内を送付し、さくらんぼ狩りの営業を6月9日(日)までとし、6月10日以降の予約はすべて当園都合のキャンセルとさせていただきます。
宿泊等すでに他の予約が確定されているなどの理由によりキャンセルが難しいお客様に対して、来園いただいてさくらんぼ狩りを行うことが可能な体制を6月16日(日)まで用意しておきます。高いところしか残っていないと思ってくださいませ。
営業としては終了しますので、代金は頂きませんし、その内容を担保することは本年は出来かねますことご承知の上ご来園下さいませ。
なお、来園の際はすでに予約されていてもあらかじめメール等で「終了であっても来園する旨」お伝えください。
6月10日以降のお客様は無料にいたしますが、すべての方を受け入れるだけのさくらんぼが残っているわけではありませんので
相応の理由がなければ本年の来園はお断りさせていただきます。
かなり早期から計画されているお客様もおられますし、もう少し早くからの連絡が欲しいなどのお気持ちは
重く受け止めさせていただきますが、かなりの調整を行いながらの苦渋の決断として今回はこのような対応を取らせていただきます
今後このようなことが起こらないようにさくらんぼ狩りの予約の体制等変更していきますので
多くの皆様にさくらんぼ狩りが楽しんでいただけるよう今後ともよろしくお願いいたします。