天然氷の蔵元「八義」さんは、八ヶ岳と南アルプスにはさまれた、山梨県北杜市の高根町で天然氷を製造する蔵元です。
天然氷を作るには、
① 製造期間中に日光があたってはいけない。
光が入ると、曇った氷になってしまうそうです。このため天然氷のを作る製氷プールの周りには、わざと日光が入らないように防風林ならぬ防光林があり、さらに遮光シートで覆われています。
② 製造期間中に雨が降ったらやり直し
ある程度の厚みができたら表面を削って何とかなるそうですが、雨が降ると、表面がざらついてしまうので、途中で氷をすべて割ってやり直すそうです。
③ 人間が乗れる重さになる前に雪が積もってもやり直し
雪が表面に積もるとやはり透明な氷ができなくなるので、雪が降ったら表面を掃いて、氷の層が見えるようにきれいにするのが仕事だそうです。氷の厚みが15cm以上になるまで、毎日表面のごみや、木の葉、雪などを掃いて掃除するそうです。
日本全国の天然氷の蔵元は5軒にまで減ってしまったそうですが、なんで天然氷の蔵元が少ないのかというと、この3つの理由をクリアできる場所が少ないからだそうで、さらに天然氷は寒すぎる場所でもゆっくり氷の結晶が作れないので駄目。そんなこんなで、限られた適地を捜し求めてたどり着いたのが、八義さんの氷の製造所だそうです。
八義さんでは毎年、南アルプスの天然水でも有名な白州道の駅の横で夏の間中天然氷のカキ氷のお店を開店しています。
そのほかの製造した氷のほとんどは、日本各地の有名カキ氷店が、大人買いされてしまうそうで、同じ山梨県でカキ氷を販売しているということで、山梨の特産にしたい!
と熱く語っていただき、私たちにもこの貴重な天然氷を分けていただけることに。
ということで、ゴールデンウィークから、NPO法人の加工施設のある
ハッピーパーク横にて、南ぷすカキ氷やさんを開店します。
通常の氷を使ったかき氷はいつものように300円から、
天然氷のカキ氷は500円からで販売しています。
近くにお立ち寄りの際はぜひお楽しみくださいませ。
もちろんさくらんぼ狩りの期間中も開店していますし、小野洋蘭果樹園の直売所でも、通常の氷のカキ氷は販売しますのでお楽しみに。
さくらんぼ狩りは
小野洋蘭果樹園のさくらんぼ狩り
入園料:40分食べ放題 税込大人2000円(小学生以上は大人)
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◎ 小学生も子供料金(3歳~小学生まで税込1000円)
◎ 時間制限しません
◎ 入園者にその場で使えるお得な金券をプレゼント